教員引率型の実習を試験的に実施しました

| 投稿者: 作業療法学科ブログスタッフ

こんにちは.教員のSAWADAです.


三年生は,ただいま1週間の臨床実習の真っ只中ですが,今回は私もかれこれ10年来の長年の計画だった実習にチャレンジしてみました.


それは,「大学教員引率型」の臨床実習です.


看護師の養成校では,臨床実習は全て教員引率型ですが,作業療法士,理学療法士ではわりと画期的なことなんです.なぜなら,一般的に療法士の臨床実習においては,学生は1-2名で病院や施設の臨床実習地に赴き,現場の指導者にマンツーマンでご指導いただく形になっているからです.


現場の指導者にマンツーマンでご指導いただく経験は,学生にとってかけがえのない貴重な経験になりますが,現場の先生がたには大変な労力となっています.また学生は大学側の手を少し離れることになるので,机上で教えたことと現場で学生が教わることに多少のギャップが生まれ,学生が若干戸惑うこともあります.これらは作業療法士,理学療法士の養成で長年の課題でした.


そこで今回は,私が先週1週間試験的に3名の学生に対して教員引率型の実習をさせていただきました.現場で実際に患者さんを一緒に診させていただきながら,検査法や患者さんとのコミュニケーションの取り方,学生としての立ち居振る舞いなど,その場その場で,直接的,具体的な教育が出来ました.やはり普段から授業を通して学生と長く付き合っている分,学生の特性に合わせた指導ができますし,学生の意見としても,安心して実習が出来たとのことで,確かに質問もしやすかったんじゃないかなと思います.また現場の作業療法士の方々からもポジティブな振り返りをいただきました.やはりやって良かったと実感しました.


一方で,教員引率型の実習は,現場の作業療法士や教員にとっては負担も大きいものです.これを全ての学生に行うことは,現状の仕組みやマンパワーではほぼ不可能です(現にどこもやっていないので).しかし今回やってみて,学生の良い学びにつながりそうな感触は得られたので,どうにか実現可能な形に落とし込んでいきたいと思います.


とにもかくにも,ご協力いただいた患者さん,現場の先生がたには,学生の教育にご協力たまわり,本当にありがとうございました.良い学生を輩出できるよう,大学も精進していきますので,今後も変わらぬご協力をお願いいたします.




最後まで読んでくださりありがとうございました.

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バーチャルリアリティ技術を使った論文がアクセプトされました

| 投稿者: 作業療法学科ブログスタッフ

こんにちは.教員のSAKAIです.



先日、「Aging, Neuropsychology and Cognition」という雑誌に論文がアクセプトされました。作業療法の専門分野というより,認知科学分野の英雑誌です。論文名は「Development of a cognitive function test using virtual reality technology: examination in healthy participants」(バーチャルリアリティ技術を使った高次脳機能評価の開発:健常者での検討)です.


神戸大学大学院の工学部と共同開発した『Virtual Shopping Test』を地域在住の20~80際代の285名の健常者に実施し、年代ごとの違いをまとめ、加齢の影響を検討したものです。『Virtual Shopping Test』とは、パソコン画面上の仮想商店街で、あらかじめ「~をかってきてください」といわれた品物類を記憶し、効率よく買い物ができるよう計画を立て、いろいろな店が並ぶ商店街を歩きながら、間違わずに適切な店に入って、適切な買い物をするというものです。操作はパソコンに慣れていない高齢者でもできるようにタッチパネルで行います。

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この研究は計画に1年、システムの作成とデータ収集に2年、まとめに1年、英文投稿まで1年と、研究を始めてから6年もかかりました。ほんとにやれやれです。さらに昨年度は国試担当だったため、特に年末は学生さんが帰った後、22時過ぎからの苦手な英語との格闘の日々でした。

実は、英語の校正会社とのやり取りで腹が立つことも多かったのですが、悲しいかな、怒りを英語でうまく表現できず・・・。「違うってば!!!」といいたいところ、メールでは「あなたが修正してくれた文章は、私の言いたいことではありません」となってしまい・・・歯がゆかったです。まぁ苦しい作業でしたが、終れば楽しかったです(苦笑)。


さて、次に進もうと思います!

さぁ国家試験に取り組もう!

| 投稿者: 作業療法学科ブログスタッフ

こんにちは.教員のTOMORIです.


今日は行列のできるカレー屋さん「とんかつ檍のカレー屋いっぺこっぺ」へ行ってきました.ドーンと分厚いカツにサクサクの衣.カレーも美味しゅうございましたが,もう歳ですね.胃もたれが... 

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さて,そんなことより,先週長期臨床実習を終えたばかりの4年生は,スタートダッシュが肝心の国家試験勉強です.

講師は,全国各地を飛び回ってらっしゃる,篠原リハビリテーション国家試験対策校の篠原豊先生です.


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先生は1日7時間,5日間,全て板書.図解も全て板書.書いて書いて書きなぐります.


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学生も,紙を120枚用意するように言われたそうです.
ほ,本気です.


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この時期しか先生のご都合が合わなかったもので,実習終えたばかりの学生にはちょっとかわいそうだなぁと思っていましたが,全員の目があまりに真剣でイキイキしていて,要らぬ心配だったようです.


学生の反応は,「分かりやすい!」 「これまでバラバラだった知識が繋がってきた」,「神経学で言えば,正確な部位ー各部位の関連性ー障害されたときの症状が繋がった」ということでした.10分ほど僕も拝聴しましたが,う,うん確かにこれは分かりやすいって感じです.


この特講も始まりに過ぎません.この後,9月から本学教員による国家試験特別講義もあります.このような努力も実り,昨年度本学は国家試験の合格率100%でした(全国平均83%).


今年も学生とスクラム組んで頑張りたいと思います!


最後まで読んでいただきありがとうございました.

障害者スポーツ

| 投稿者: 作業療法学科ブログスタッフ

作業療法学科 SAKAIです.

OT学科2年生では,公衆衛生学演習の授業で,羽田の東京税関と,新横浜にある障害者総合スポーツ文化センター「横浜ラポール」へ見学に出かけました.今回は「横浜ラポール」のレポです.

屋外は30度を超える真夏日でしたが,屋内は涼しくて気持ち良く見学ができました.ちょうど訪れた時間帯では,高齢者などたくさんの方が様々なスポーツを楽しんでおられました.本人の好みや障害にあわせて,会場や道具,方法が工夫されており,卓球,水泳,ボッチャ,各種陸上競技,サウンドテーブルテニス,車椅子バスケット,ソフトボール,ボーリング…あらゆるスポーツが体験できるようになっていました.

もちろん2年生もスポーツ用車椅子に乗ってみたり,アイマスクをつけて皆で館内を移動したり,トラックを走ってみたり,たくさん体験させていただきました.

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スポーツといえばPTと思われがちですが,スポーツももちろん「作業」の一つです.学生が作業療法士となり,対象者が「何かスポーツをしてみたい!」と希望した際に,今回の実体験が役立てばと思います.いろいろな作業を知っておくのは大切ですね.

最後まで読んでくださり,ありがとうございました.

3年生 義肢装具学

| 投稿者: 作業療法学科ブログスタッフ

こんにちは.教員のSAWADAです.
初めてブログを書かせていただきます。
今日は私が担当する3年次の義肢装具学について紹介します。この授業では義手や義足、障害や怪我をした後の装具療法や福祉機器などについて学びます。実際に装具を作成したりもします。
先週、義肢装具学の最後の授業がありましたが、私が担当した義足の患者さんと一緒に担当した作業療法士の現場の先生に来ていただきました。そこでは障害を負ってからの作業療法の体験や義足の着脱方法の実演、現在の生活について、そして左足に改造した自動車も見せていただきました。学生は患者さんから聞かれた「今は幸せです」という言葉に感銘を受けたようです。作業療法と関わることで、様々な人が幸せになることを垣間見えたようです。
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写真) 改造車の前で記念撮影
このような現場に即した授業を見てみると、学生みな生き生きしています。これからも作業療法が楽しくなるような授業を進めていきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

オープンキャンパスは盛況でした!

| 投稿者: 作業療法学科ブログスタッフ

こんにちは.教員のTOMORIです.

今日はオープンキャンパスでした. おかげさまで盛況で,1回目の体験授業は教室に入りきれず,立ち見状態でした.

今回は目玉企画として,実際に作業療法を受けた患者さんに来ていただき,澤田准教授と作業療法のやりがいや楽しさについて対談していただきました.まぁ対談というより漫談に近く,会場は爆笑の渦に包まれていました(笑) あうんの呼吸でしたね.パートナーという感じでした.

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講義の後,親子で来られてた方から,「うちはPT志望で,正直今日はOTも一応見てみるか,という感じで来たのですが,今日の講義は本当に分かりやすく,現実的でもあり,OTのイメージがだいぶ理解できました.あちこちオープンキャンパスも行って眠たくなる講義も沢山受けたけど,今日は引き込まれるようでした.ここならOTも併願ありですね!」という感想をいただきました.いやー,嬉しいですね.
その他にも,酒井教授が開発した上肢機能の訓練機器や,私が開発したiPadアプリの体験ブースも設置し,新しい作業療法について紹介しました.
これからも本学科では良い作業療法の教育研究をどんどん追及していきたいと思います.その進捗につきましては,このブログで書いていきたいと思いますので,またお越しください.
では,最後まで読んでくださり,ありがとうございました.

祝! ブログ開設しました!

| 投稿者: 作業療法学科ブログスタッフ

はじめまして!  教員のTOMORIです.

東京工科大学  作業療法学科では,公式ブログをスタートすることにしました.
本学科の「日々是好日」 → 「毎日の素晴らしさ」をお伝えできればと思います.

早速ですが,来る7月23日(日)はオープンキャンパスを開催します.
本学科のこと,作業療法のことを知ってもらえるように,色々と企画を立てています.


まず体験授業では,「手の麻痺に対する最新の作業療法」と題して,澤田准教授より講義がありますが,今回の目玉は,「実際にその訓練をした患者さんに来ていただき,作業療法について対談する予定です」 し,併せて本学科教員が開発した最新の治療器具やiPadアプリなどを体験できるコーナーも設置します.また教員との相談ブースを他学科より多く準備しています.ぜひお気軽に相談コーナーまでお立ち寄りください.


タイムスケジュールは当日もお配りする予定ですが,作業療法学科の予定はこちらで先にお知らせします.ブログ見ていらっしゃる方の特権ですね(笑).

7月23日(日)
10:00〜10:30  入試説明会
10:50〜11:30  学科説明+体験授業①
11:35〜12:15  学科説明+体験授業②(①と同じ内容)
12:40〜13:10  患者さんとの対談
14:50〜15:30  体験授業③(①,②とは別)
10:30〜15:50  体験ブース(終日OKです)



午前中を効率よく回るヒント!
※OTもPTも見たいという方は,体験授業①を受け,PTの体験授業に行き,対談に戻ってくると良いでしょう.
※OTのみ志望の方は,11:35〜12:12 体験授業②,14:50〜15:30 体験授業③が空いてて良いかと思います.その前後で,体験コーナーや相談ブースを利用されると良いでしょう.ゆっくりじっくり見学希望の方は,午後からの参加が良いかと思います.

上記以外にもいろんな展示や体験を用意します.
他大学志望の方でも構いません(笑)  お気軽にお立ち寄りください.