臨床運動学
| 固定リンク 投稿者: 作業療法学専攻ブログスタッフ
昨日は三年生の授業「臨床運動学」がありました。
この授業では、疾患や障害を持った方々の動きや作業の分析と後半はその治療に関しても学びます。
昨日は脳卒中後遺症を経験した方に来ていただきました。当事者である布施田さんは、教員澤田の担当クライエントであり、その左手足に麻痺が残存するものの、バイタリティを生かし、現在はMana'olanaという会社を立ち上げて、障害者の人外出を支援していらっしゃいます。詳しくは過去記事をご参照ください。
授業では脳卒中の後に生じる、痙縮といった症状を実際に触れさせていただき学んだり、手の動き方や歩き方、服の着方などを実際に見て学びました。
授業終了後は、学生が研究室に自主的にやってきて、爪切りはどうする、蝶々結びはどうする、布施田さんが作成した装具を着用しても履けるおしゃれな靴を見せていただき、意見交換をするなど素敵な時間を過ごせました。
このような現場に即した教育をさらに発展させていきたいと思っています。
明日はオープンキャンパスです。皆様のご来場をお待ちしています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。