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2018年7月

2018年7月29日 (日)

国際学会を開催しました!

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いつもご訪問くださりありがとうございます.教員の友利です.


7月21〜22日に,1st International congress of Clinical Occupational Therapyを福岡で開催しました.

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「開催しました」というのも,主催の日本臨床作業療法学会は本学の澤田准教授が学会長を務めています.この国際大会も私(友利)が学術大会の大会長で,大野助教と共に準備に取り組みました.当日,会場には国内外から315名の参加者が来場し,(無事...)盛会に終わりました.


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私も下手ながら頑張って英語でスピーチしました(汗)


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澤田准教授も頑張って英語でスピーチとおもてなし.澤田准教授は相手が外国人だろうと,お構いなしに笑いを取ることができます(笑)


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台湾,シンガポール,オーストラリア,マレーシア,韓国,日本で,作業に焦点を当てた実践(Occupation-based practice)についてシンポジウムを開催しました.日本代表は澤田准教授.なかなか最先端な内容でした. あ,ちなみに本学は日本でも最先端の作業に焦点を当てた実践を学ぶことができます.


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発表は大盛況.


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世界一のヘルスケアシステムにおける日本の作業療法は,海外の方からも注目されています.


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松岡先生は本学の臨床准教授でもあります.タイのOTとディスカッションされています.


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本学の池田助教も流暢な英語でプレゼンしています.


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清家助教は,精神科作業療法の自主シンポジウムを急きょ開催しました.今後彼らが日本の精神科作業療法を引っ張ってくれると多くの期待が寄せられています.


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基調講演は,タフツ大学のTickle-Degnen先生.Art and science of occupational therapyと題して,作業療法のコアなお話でした.


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ちなみに学会前に我が東京工科大学にも来校いただき,同じ内容を学生にも講義していただきました.安倍学科長の通訳にも熱が入るとても良い講義でした.


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学会に戻ります. 懇親会ですも150名近くが参加し,会場はクーラーがMAXなのに汗だくという... 国際交流は更に深まります.


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幕開けは鏡開き(笑) 何度かリハーサルしました.


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学会賞の授賞式.台湾国際大学のLin准教授によるスピーチ.


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学会終了後は,韓国はウソン大学のKong教授たちと懇親会.今後,東京工科大学と連携していこうという証拠写真です.モツ鍋で予約したつもりがまさかのチゲ鍋で,みなさん苦笑だったのはご愛嬌で(笑)


これから本学科もいくつかの国と国際交流プログラムを結ぶ計画を立てて,現在その交渉中です.国際的に活躍できる作業療法士になりたい!と思われる方は,ぜひ本学へ.


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最後になりますが,約2年間,準備からご協力いただいた,福岡のメンバーに感謝申し上げます.


あ,来週末はオープンキャンパスです.1年生による作業療法コンテストがありますので,ぜひ遊びにいらしてください.
では,最後までお読みくださりありがとうございました!

2018年7月10日 (火)

義肢装具学

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こんにちは。教員の澤田です。
本日は3年生の授業の義肢装具学の紹介です。
義肢装具学では手足を切断して無くした方や障害により様々な問題が出た方に義肢(義手や義足)や装具というものを着用して障害の軽減を図ったり、生活をしやすくする方法を学ぶ授業です。

授業では義肢の基礎から装具の作成まで多岐に渡り学びます。
昨日は最後の授業で私も支援に関わった実際の義足の当事者の方とその担当作業療法士の先生に来ていただきました。授業では、足を切断した辛さやそれでも前向きに生きる気持ちについて、またそれを支援する作業療法について現場の声を聞くことができました。

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実際に義足を着脱する様子も見せていただき、本や授業だけでは分かりづらいことも学生は一目瞭然で理解できます。

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また、左足用に改造した自家用車でも来ていただいたので、授業の後半は実際に改造した車などを学生全員で見せていただきました。

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当事者の方が語っていただいた「作業療法士は生活を見てどう患者をやる気にさせるか?ということを気持ちのケアからも考えて欲しい」といった深いご意見は学生にも深く印象に残ったようで良かったです。わざわざ来ていただきありがとうございました。

今後とも現場に役立つ実額に基づき、様々な授業をやって行きたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。

2018年7月 6日 (金)

臨床運動学(促通反復療法)

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教員の澤田です。

本日は3年生の臨床運動学が特別に2コマ連続(3時間)行われました。
内容は脳卒中の運動麻痺の改善するためのテクニックとして注目を浴びている促通反復療法です。メディアで取り扱われることも多いですが、元鹿児島大学の川平教授が開発された方法のため、別名川平法と呼ばれたりもします。

そこで、特別講師に促通反復療法に精通しているイムス横浜狩場脳神経外科病院の福留先生にお越しいただきました。私も福留先生からこの方法(手技)を教えていただいたり、川平教授の勉強会に御誘いいただいたりしていました。

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福留先生は促通反復療法の基礎を講義でわかりやすく教えてくださり、そして、その後は実技に多くの時間を費やしていただけました。実学のためには実技が大切です。学生も「これであってるのか?」「難しい!」など悩みながらも前向きに取り組んでいました。

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なお、本授業は実習でお世話になっている施設の先生にもご案内させていただいていますが、多数の先生にご参加いただき、臨床の関心の深さも伺えます。多くの人がいらっしゃったので、またこの方法に精通されている奥様までお手伝いに来てくださいました。本当にありがとうございます。
現場の先生のご協力をいただきながら、学生が現場に出てもすぐに役立つ授業をこれからも進めて行きたいと思います。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。

2018年7月 3日 (火)

外部講師の講義報告:作業療法の観察評価~AMPS~

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こんにちは.教員の大野です.
いつも作業療法学科ブログを読んでくださりありがとうございます.


本日は,2年次の作業評価学で作業療法独自の観察型評価であるAMPS(アンプスと読みます)について特別講演がありました.
講師は聖隷クリストファー大学の鈴木達也先生です.

通常,AMPSは5日間みっちりと研修を受けなければいけないのですが,
鈴木先生は,AMPS研修の講師資格もお持ちなので,学生にもわかりやすく教えていただきました.
実際の作業療法場面の動画もふんだんに使った講義でしたので,作業療法ならではの評価の視点が磨かれたと思います!

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なお,本講義は日頃よりお世話になっている実習施設の作業療法士の先生方も招待いたしました.

学生の教育を通して実習地と養成校の連携をより強めていくためにも,今後も実習地に還元できる場を設けていきたいと思います!

最後まで読んでくださりありがとうございました.

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