臨床運動学(促通反復療法)
| 固定リンク 投稿者: 作業療法学専攻ブログスタッフ
教員の澤田です。
本日は3年生の臨床運動学が特別に2コマ連続(3時間)行われました。
内容は脳卒中の運動麻痺の改善するためのテクニックとして注目を浴びている促通反復療法です。メディアで取り扱われることも多いですが、元鹿児島大学の川平教授が開発された方法のため、別名川平法と呼ばれたりもします。
そこで、特別講師に促通反復療法に精通しているイムス横浜狩場脳神経外科病院の福留先生にお越しいただきました。私も福留先生からこの方法(手技)を教えていただいたり、川平教授の勉強会に御誘いいただいたりしていました。
福留先生は促通反復療法の基礎を講義でわかりやすく教えてくださり、そして、その後は実技に多くの時間を費やしていただけました。実学のためには実技が大切です。学生も「これであってるのか?」「難しい!」など悩みながらも前向きに取り組んでいました。

なお、本授業は実習でお世話になっている施設の先生にもご案内させていただいていますが、多数の先生にご参加いただき、臨床の関心の深さも伺えます。多くの人がいらっしゃったので、またこの方法に精通されている奥様までお手伝いに来てくださいました。本当にありがとうございます。
現場の先生のご協力をいただきながら、学生が現場に出てもすぐに役立つ授業をこれからも進めて行きたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。