義肢装具学
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こんにちは。教員の澤田です。
本日は3年生の授業の義肢装具学の紹介です。
義肢装具学では手足を切断して無くした方や障害により様々な問題が出た方に義肢(義手や義足)や装具というものを着用して障害の軽減を図ったり、生活をしやすくする方法を学ぶ授業です。
授業では義肢の基礎から装具の作成まで多岐に渡り学びます。
昨日は最後の授業で私も支援に関わった実際の義足の当事者の方とその担当作業療法士の先生に来ていただきました。授業では、足を切断した辛さやそれでも前向きに生きる気持ちについて、またそれを支援する作業療法について現場の声を聞くことができました。
実際に義足を着脱する様子も見せていただき、本や授業だけでは分かりづらいことも学生は一目瞭然で理解できます。
また、左足用に改造した自家用車でも来ていただいたので、授業の後半は実際に改造した車などを学生全員で見せていただきました。
当事者の方が語っていただいた「作業療法士は生活を見てどう患者をやる気にさせるか?ということを気持ちのケアからも考えて欲しい」といった深いご意見は学生にも深く印象に残ったようで良かったです。わざわざ来ていただきありがとうございました。
今後とも現場に役立つ実額に基づき、様々な授業をやって行きたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。