【実学主義の学習方法】当事者の方にお越しいただきました!
| 固定リンク 投稿者: 作業療法学専攻ブログスタッフ
こんにちは!教員の大野です.
2年生の「身体機能評価学演習」では,私が前職でお会いした当事者の方に来ていただきました.
身体障害領域の作業療法では,対象となる方の病態を把握するために
さまざまな種類の評価方法を習得して,適切に実施する必要があります.
一般的には学生同士で互いに評価を行いながら学んでいきますが,
今回の授業では,本校の理念の【実学主義教育】に基づいて,
よりリアルに実践現場をイメージできるように当事者の方に来ていただきました.
はじめに,当事者の方がご病気になられたことで
どのような生活場面で苦労を感じていられるかについてお話しを聞き,
その場面を実際に観察させていただきました.
フライパンをうまく振れない,手すりを使わないでの階段の上り下りが難しい,
カメラをうまく撮ることができない,などなど…
観察された場面から必要となる評価法を考え,実践させていただきました.
実践の現場と同じ流れを体験できたことで,学生たちも臨床現場のイメージがつきやすかったかと思います!
本校では,教科書だけでは学ぶことができない
【実学主義】の学びの機会を多く企画していますので,ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください.
最後まで読んでくださりありがとうございました.