みなさん、こんにちは。
教員の石橋です。
「第7回 日本臨床作業療法学会学術集会 学生企画」にて、作業療法学科3年の竹田くんと星くんのプレゼンテーションが最優秀賞を受賞しましたー!
日本臨床作業療法学会とは、主に現場で働く作業療法士で構成されている日本の作業療法の中では比較的規模の大きい学会で、現場につながるさまざまな研究や実践をしている学会なのです。
7月31日〜8月29日に行われたのですが、この学生企画、全国の養成校に在籍中の学生が二人でチームを組み、学生なりに考えた作業療法の魅力を伝える企画で、その中で最も優れた発表であったということで最優秀賞が贈られました。
二人が発表したタイトルは「学生が叫ぶ!作業療法の魅力」。
これまで学修してきた知識や見学での体験をもとに「作業療法の魅力」とは何かを検討した結果を発表しています。
作業療法には「クライエントを笑顔にできる」「クライエントをリア充にできる」「作業療法の可能性は無限大」という3つの魅力があるとのことでした。
*クライエントとは患者さん・作業療法の対象となる方のことです。
3つの魅力、すごく気になりますよね。
「具体的にどんな魅力?」ということを二人にインタビューしてみました。
1.「クライエントを笑顔にできる」
クライエントのニーズを聞き出して、それに沿って作業療法を行うことによって、クライエントの生活が豊かになり結果として笑顔にする事ができるというのが作業療法の特徴です。
2.「クライエントをリア充にできる」
日本作業療法士協会では「作業とは、対象になる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す」と定義されており、このことからクライエントの大切な作業に対し、作業療法がしっかりと介入できれば、クライエントをリア充にする事ができると考えました。
3.「作業療法の可能性は無限大」
現在、作業療法では障がい者や高齢者を対象としていることが多く、若い世代への作業療法についての認知度は特に低いと感じています。しかし、作業療法の「作業」とは、クライエントにとって目的や価値を持つ生活行為を指しており、学校や会社などで働いている若い人たちの作業に何らかの問題が生じたときにも作業療法の対象になりうると考えます。
したがって、作業療法の関わっていない領域はまだ多くあり、これから新たな分野へ挑戦する事ができるという無限大の可能性があることが魅力としてあると考えています。
作業療法には素晴らしい魅力があります。
学部3年生にしてこの魅力を検討することができました。
現在3年生は、現場で評価実習(2週間を2施設)に行っています。
きっとさらに多くの魅力を感じて学んで帰ってくることでしょう!
2人の受賞コメントなど、詳細は東京工科大学HPにも掲載されていますので、ぜひご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。