臨床実習提携の制度がはじまりました
| 固定リンク 投稿者: 作業療法学専攻ブログスタッフ
こんにちは。教員の澤田です。
本学には附属病院がありません。しかしながら、本学の作業療法学専攻の特徴の一つは、ありがたいことに非常に多くの臨床実習先と懇意にしていただいていることです。これは一見矛盾していることかもしれません。
リハビリテーションの養成校のほとんどは附属病院だけでは実習を賄うことはできませんので、より多くの病院や施設のご協力が必要となります。本学の作業療法学専攻では非常に多くのご施設にご協力いただき、学生は毎年、大学近郊の通学可能な範囲で臨床実習に行くことができます。これはコロナ禍で多くの養成校がお断りされていた状況下ですら全員お引き受け頂いていたことを想像すれば、状況がよくご理解いただけると思います。ひとえに現場の先生方の受け入れのおかげで、教員一同いつも感謝しかございません。
今回、より密にかつ多くの実習を引き受けてくださっている本学の臨床実習施設において、実習に関わる協定書を結び始めました。
これは本学の教育に協力していただくよう、多くの実習生を引き受けるようご協力いただく協定書になります。これにより、附属病院という名前ではございませんが、密にご協力いただけるご施設を本学の制度上も作ることが可能となります。
まずは東京都板橋区にあるイムス板橋リハビリテーション病院様に伺い、院長の渋谷先生と技士長の山本先生の元で提携を結ばせていただきました。本施設は多くの学生の実習生をお引き受けいただき、さらに本学の教育でもオープンキャンパス、OSCEなど沢山お世話になっております。また、就職している卒業生も多い病院で、私も現場の先生の臨床指導で伺ったりや研究でお世話になっています。
今後もこのような病院様・ご施設を増やし、学生教育につなげていきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。