オーストラリア・メルボルン海外研修に行ってきました🇦🇺🐨
| 固定リンク 投稿者: 作業療法学専攻ブログスタッフ
こんにちは!教員の大野です🙋♂️
本学では戦略的教育プログラムとして「リハビリテーション専門職リーダーを育成する研究・研修英語教育プログラム」 に取り組んでいます!
作業療法学専攻では私(大野)が共同研究を行っているSwinburne University of TechnologyのJulie Collis氏とMonash UniversityのLuke Robinson氏との研究プロジェクトに帯同する形で,合計6名の学生が2月8日から15日にかけてオーストラリア・メルボルンに海外研修に参加しました🇦🇺🐨🦘
私は現在,橈骨遠位端骨折後患者を対象に受傷した手を日常生活で使用するためのツール(ADOC-DRF)を開発しています!
骨折を経験されたことのある人は実感されているかもしれませんが,骨折後の患者様は
「いつから手を使ってもいいのか… 🙄?」
「痛みがなければ自由に手を使っていいのか… 🤔?」
「手を使うことで骨折が悪くならないのか…🥺?」
など,手の使用に関して漠然とした不安を抱くことが知られています☝️
ADOC-DRFは,日常生活で手を使う場面をイラストで記されており,患者と作業療法士のコミュニケーションを助けてくれます🫶
ADOC-DRFは日本の文化をもとに開発されたため,「箸🥢」や「浴槽を洗う🛀」など日本特有のイラストも多く含まれています🇯🇵
今回の渡航では大学の研究者とのディスカッションだけでなく,実際のクリニックにも複数訪問し,現場のセラピストからも意見をもらうことができました!
渡航前から学生もインタビューの練習を行い,当日は緊張しながらも英語でのコミュニケーションに挑んでいました👏
今後も東京工科大学は国際的に活躍できる作業療法士の育成に力を尽くして参りますので,ご興味のある方はぜひ3月23日(日)のオープンキャンパスにもご来場ください!
最後まで読んでくださりありがとうございました。